ジャンパ連結器雑記帳
No.6 こんなところにもジャンパ連結器が
  下の写真はEF591の広島側デッキの側部を写したものです。右端デッキ先端に見えるのは重連総括制御用の栓受けでKE58×2が装着されています。一方左端車体とデッキの間にもKE58×2が見えています。これはデッキが車体とは別な動きをする為なのか、あるいは修繕の便を図ったものなのか、この栓受けから出たジャンパ線はデッキの下側を通り、デッキ先端のKE58栓受けにつながれています。

 右の写真はやはり広島側運転席下中央に付けられていたKE72栓受けです。いろいろな鉄道雑誌で調べてみましたが、広島側デッキには先述の総括制御用KE58×2しか取り付けられておらず、何の為に使われていたかは不明です。
  さらにその下の写真は東京方運転席下中央に取り付けられているKE59ジャンパ栓受け及び栓です。栓受けに挿入された栓の先を辿って行くとEF59の特徴である、KE84電気連結器へつながっていました。重連総括制御用のKE58ジャンパ連結器の造作は広島側のそれと全く同じです。すなわちEF59にはKE58×8、KE59×1それとKE72×1と合計10個もの栓受けが取り付けられていたことになります。尚、KE58は互換性のあるKE76に換装されたものがありました。
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