ジャンパ連結器雑記帳
No.42 やっと陽の目を見たKE93 (11)
今回は昭和55年度1次債務車キハ47 144〜170のジャンパ連結器についてご紹介します。
上の写真は順番にキハ47 2023(旧キハ47 147),キハ47 151,キハ47 152,キハ47 153,キハ47 156,キハ47 160,キハ47 2018(旧キハ47 162),キハ47 2019(旧キハ47 164),キハ47 165,キハ47 2007(旧キハ47 166),キハ47 167,キハ47 2008(旧キハ47 168),そしてキハ47 170の前位連結部を撮したものです。本グル−プより2位,3位のKE66ジャンパ栓受けが床下内部の奥まった位置に取り付けられるようになりました。また,後天的改造と思われるキハ47 160を除き2位が元空気溜管ブレ−キホ−スの把持鎖の取り付け位置が2位側に独立して取り付けられるようになっています。他に外観上の変化は確認出来ていません。
上の写真はキハ47 153の2位のKE66ジャンパ栓受けの取り付け状態を撮したものです。従来はKE66栓蓋の表面が車体妻板とほぼツライチになるよに取り付けられていましたが,本グル−プより車体妻板より奥まった位置に取り付けられるようになりました。
上の写真はキハ47 152の3位とキハ47 153の4位妻面を撮したものです。
上の写真はキハ47 153の後位車内を撮したものです。特に変化は確認出来ません。
上の2枚の写真はキハ47 2023(旧キハ47 147)の2位と3位妻面にあるKE53栓納めの取り付け部です。2位のものには栓納めのヒ−タ−へ通電するケ−ブルが確認出来ますが,3位のそれにはケ−ブルが引き出されておらず,3位の栓納めにはヒ−タ−が装備されていないことが判ります。この措置は3位のKE53栓納めが取り付け板を介して取り付けられた昭和52年度1次債務車から施工されています。コスト削減の為に使用頻度の低い連結面のヒ−タ−を省略したものと考えられます。
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