へんな写真館
その7
《 クモヤ441 》

東日本旅客鉄道株式会社水戸支社勝田電車区配置のクモヤ441をご紹介します。


記念碑
勝田電車区の事務所前にあった記念碑。
交直流電車を育ててきた電車区の誇りを示しています。

クモヤ441-5
勝田電車区に配置されている2両の内の1両です。

クモヤ441-5
上の写真の反対側を撮影したものです。
車内に収められた特高圧機器の出し入れの為に、
屋根には何もありません。

クモヤ441-2後部運転席
 京福電鉄の事故対策の為にブレ−キ装置が外されており、
この電車を移動させることを禁止する旨の貼り紙がありました。

クモヤ441-2,5に装着されたKE86+KE87アダプタ−
1番左側のKE76に”抑”の文字があることから455系連結を
考慮したものと思われ、403系等連結時は右側の2個のみを
使用するものと推定されます。
尚、485系配置時は485系のKE70を
そのままKE86に連結していたそうです。

クモヤ441運転席後ろにあった車種別切換SW
クモヤ441は連結相手に合わせてジャンパ連結器を
交換すると共に、このSWで連結車種を設定することにより
牽引準備が整います。
切換車種には特急・急行・新型・旧型の4種類ありました。

クモヤ441-5の双頭連結器用胴受け
自連を使用する場合は、
ピンを差し込んで自連の上下動を制限します。

クモヤ441-2の電連付き密連
651系の配置により2号車は双頭連結器から
KE150電気連結器付き密連へ換装されました。
同時に胴受けも通常の密連用に換装され、
本車は201系タイプを付けていました。
尚、653系のKE154電気連結器とは
そのままでは連結出来ないとのことです。

クモヤ442-1
正面向かって右側には横軽通過時のEF63との連絡用に
KE64ジャンパ栓受け1個が付いています。

クモヤ442-1の梯子掛け
クハ481-300番台と同じステンレスレ−ルは
ただの飾りだと思っていましたが、
下部ステップ上部にあった梯子掛けで、
梯子掛けの役目も担っていることに初めて気づきました。

クモヤ442-1の胴受け
前述したクモヤ441-5と
同様な理由による上下動制限機構です。
バネ装置の前に収納されているピンが見えます。
クモヤ441-5のピン収納状態もこれと全く同じです。

         

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