ジャンパ連結器雑記帳
No.9 今度はKE50の栓か?
  先にED42に付いていたジャンパ連結器がKE50に類似しており、最初期のKE50発見か!とお話しました。今度は恐らくそれ用と思われる栓を発見したのでご紹介します。発見場所は同じく碓氷峠鉄道文化村で展示室内のケ−スの中にありました。右の写真がそれで、栓下側に誤差込防止キ−(写真で下側)、栓上部には栓蓋のツメと噛み合う栓脱落防止のツメが判ります。
 下の写真は栓差込部を写したものです。双頭レ−ルによって一部が隠れてしまっていますが7心あり、縦に2,3,2列並んでいます。丈夫そうにみえる栓本体やサビ具合よりかなり古い時代のものと推察されます。
 昭和9年当時の横川機関区の写真を見ると、ED40と共にED42の軽井沢へ向かって左側にKE50と思われるジャンパ栓受けが見てとれます。ED40は大宮工場内で保存されているので、今年の工場公開時に是非確認しておきたい事項です。
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