ジャンパ連結器雑記帳
No.36 やっと陽の目を見たKE93 (5)
今回は昭和53年度1次債務車55〜79のジャンパ連結器についてご紹介します。
上の写真は上からキハ147 58(旧キハ47 58),キハ47 66,キハ47 2004(旧キハ47 67),キハ47 69,キハ47 73,キハ47 5077(旧キハ47 77)の前位連結部を撮したものです。前回の昭和53年度本予算車と大きく変わったところはありません。強いて言えばKE94アンダプタ−本体に取り付けられていた保護枠が,車体下部取り付けに変わったことと,それに伴い保護枠の形状が変わったくらいでしょうか。また,ジャンパ連結器とは関係ありませんがキハ147 58の2位側元空気ダメ用エア−ホ−スの吊り鎖の取り付け位置が,他車が中心より1位側に取り付けてあるのに対して中心より2位側に取り付けられていることが目に付きます。
上の2枚の写真はキハ47 73の4位と3位を撮したものです。4位妻にはKER16ジャンパ栓納め取り付け用の窪みとKE66栓納めが付き,KE66片栓ジャンパ線が取り付けられています。3位妻には取り付け板を介してKE53B用栓納めが2個取り付けられており,やはり昭和53年度本予算車からの変化は見受けられません。
余談ですがこの73号の雨樋は丸パイプが使われていました。
上の写真はキハ47 73の後位室内を撮したものです。やはり4位の栓納め用の窪みを避ける為に貫通扉は3位側(写真向かって左側)へ開くようになっています。この部分も昭和53年度本予算車と変化はありません。
最後の写真は神ヒメのキハ47 66のスカ−トの端に付いていた豆電球みたいなものを撮してみました。既に破損しており現在では使われていないようですが,何の為に取り付けられていたか不明です。この豆電球みたいなものは神ヒメの全車に取り付けられているようで,この他にもキハ47 137,140,キハ40 1053で確認しました。
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