へんな写真館
その30
 
《 205系3100番台デビュ− 》

宮城野電車区に配置された205系3100番台をご紹介します。


M1編成仙台向き先頭車クハ204-3101
種車は山手電車区サハ205-34

宮城野電車区で休むM1編成
M1編成はオ−ルロングシ−ト車である。

整備を終えて検修庫から出てきたM2編成
先頭はサハ205-38から改造されたクハ204-3102

M2編成は各車両毎に帯の色が異なる。
M2編成2号車はモハ204-56から改造された
モハ204-3102

M2編成3号車はモハ205-56から改造された
モハ205-3102

M2編成石巻向き先頭車はサハ205-33から改造された
クハ205-3102で2WAYシ−トとトイレを装備する。

この車こそ”へんな写真館No.29”で紹介した
郡山工場で改造工事を受けていた車そのものである。

11月9日土崎工場から搬送されるM3編成
牽引機は新庄運転区のDE10 1760号機

DE10とクハ204-3103の連結部
中間連結器を介して密連と自連が結ばれている。
その下にはBP管が接続されている。

石巻線から仙石線へと入れ換えが始まった。

仙石線ホ−ムの側線へゆっくりと入線するM3編成

架線の電気を切った後,パンタを固定してあった針金を
ペンチで切断し,人力でパンタを上げるJR社員さん。
架線から腰へと命綱が付けられている。

パンタを上げたらいよいよ架線に電気を通す。
緊張の中で遮断機を操作するJR社員さん達。

架線から電気を貰い息を吹き返したM3編成
各種動作試験が繰り返される。

山手時代の号車札4がそのまま差し込まれている。

クモヤ145-113の登場を期待したが
自力で仙ミノへ向かうM3編成
信号が青に変わると思いっきり加速して行った。

M2編成のパンタは通常の菱形であったが,
M3編成はシングルア−ムパンタになっていた。

モハ205-59には山手の号車札6がそのまま残っていた。

クハ204-3102の銘板は取付板を介して取り付けられていた。
一方モハ204-59のそれは直接妻板に取り付けられていた。
妻板のビ−ドの相違によるものなのか?。

クハ204-3103の台車
排障器が新たに溶接されていた。

クハ204-3103の台車には『T-36秋』とペイントされていた。
おそらくサハ205-36の台車で秋田すなわち
土崎で取り扱ったことを示すものと思われる。

クハ205-3103の4位トイレ部と3位車椅子乗車部
トイレの窓は何とSUS板を貼っただけ!

これも山手の号車札7がそのまま残っている。

クハ204-3101の1位側側面
サハ時代の行き先表示器はSUS板を貼って塞がれている。
この部分にはカラ−帯は入らないが,反対側の2位は
前迄カラ−帯が伸びている。模型化の折りには注意を・・・。
土崎工場最初の改造の為か号車札差しを剥がした跡が痛々しい。
ちなみに土崎受け持ち2編成目となるM3編成の当該部分は
綺麗に剥がされていました。

これが噂の2WAYシ−ト

優先席のシ−トにはストライプが入る。

クハ204-3103の運転台


         

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