KE2 ジャンパ連結器

栓受け

 昭和33年に登録された三相交
流600[V]用で20系ブル−トレイ
ンに使われました。外観は丁度KE1が3連つながった様な形をし
ています。栓蓋には3相の証しと
も言えるU・V・Wの浮き出し文字
が読みとれます。 
栓受け内部

 3個の栓をつながなくてはいけ
ないので、栓蓋は開いた位置で
ロックされて閉まりません。左端
蝶番部にあるL字形のツマミを横
へ引くとロックが外れて栓蓋を閉
めることが出来ます。U・V・W各
々の接続を間違えない様にUは
3時と8時、Vは3時と9時、Wは
5時と9時の位置に誤差込防止
キ−溝が付いています。


 KE2用の栓で形態はKE1によ
く似ています。誤差込防止キ−の
位置よりW線用の栓と判別出来
ます。
全体像

  最後の写真はナハネ20の端
面のKE2の全体像です。3本の
ジャンパ線は絡まない様に木製
のクリップで束ねられています。
 KKE2はその後三相440[V]が
主流となった為か20系客車に採
用されたに留まりました。

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