KE9 ジャンパ連結器

栓受け

 昭和45年に登録された定格
1500[V]、3心のジャンパ連結
器でKE5の容量増大型です。
サ−ビス電源の負荷増加に伴
い登場し、主に特急電車の三相
引き通しに使用されています。
栓受け内部

 栓受け内部はKE5と類似して
おり、突合わせ式接触子が3個
並んでいます。KE5との大きな
違いは、KE5との誤差込を防ぐ
為に、誤差込防止キ−が6時と
7時30分の2カ所に設けられて
いることです。(KE5は6時に1
カ所のみ)


 KE9の栓で誤差込防止キ−
溝が6時と4時30分の位置に
見えます。KE5栓とKE9栓の
主要寸法は同じに設計されて
いますので、KE9の栓をKE5
栓受けに挿入することは可能
ですが、KE5の栓をKE9栓受
けに挿入することは誤差込防
止キ−の働きによって出来ま
せん。

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