へんな写真館
その8
《 小樽駅 7:25 》

JRひろしと言えどここだけで見られる気動車と電車の併結総括制御運転。
その併結シ−ンをお伝えします。


7:25小樽駅2番ホ−ムへ倶知安発913D
201系気動車3両編成が入線する。
直ちに駅掛員が線路内へ下りて密連カバ−を外し、
NKE96ジャンパ栓受けの蓋を開ける。

車掌は車掌室仕切扉内側に収納されている
NKE96ジャンパ線を準備し、
外された密連カバ−を車掌室内へ収納する。

小樽駅下り方引き上げ線で待機していた731系電車が入線。
駅掛員の手旗に従いゆっくりと連結される。





731系の運転士は、併結車種選択レバ−を操作する。 
201系は731へ、731系は201側へレバ−を合わせる。
レバ−の操作が完了すると、運転士は”システムOK”と
駅掛員へ合図を送る。

駅掛員は運転士の合図に”ジャンパつなぎます”と返答して、
ジャンパの連結に取りかかる。

ジャンパ線を接続中の駅掛員

ジャンパの連結が完了すると今度は運転室に入り、
貫通扉角柱横にある自動ホロ操作盤・
シ−ルゴムコックを操作してホロの連結に取りかかる。

201の幌へ731のリンクを掛ける。
このリンクにより201の幌は731へ引き寄せられる。

ホロがリンクにより持ち上げられながら、引き寄せられている。

気動車と電車という異動力車の総括制御運転にもかかわらず、
両車の間に渡されるのは幌と
NKE96ジャンパ線1本だけである。

全ての連結作業を完了し、出発時刻を待つ731系電車(左側)と
201系気動車(右側)の連結部。
7:35列車番号を913Mに変えて札幌へ向けて発車して行く。

         

[その7へ] [サイトマップへ戻る] [メニュ−へ戻る] [ホ−ムへ戻る] [その9へ]